皆さんこんにちは!

ロンドンはまた、暑くもない寒くもない気候に戻りましたね。

というか、晴れと曇りと雨が一日で全て体験できちゃうという笑

これぞイギリスでしょうか。

 
というワケで、パイント君です。

ロンドンに空港はいくつある?

さて、前回の「週末旅行のススメ」では。

イギリスから欧州大陸に渡る方法は

「6パターン」
あるというお話をしました。

 
今回はそのうち

飛行機、そして空港
について、詳しく掘り下げたいと思います。

 
そこで質問です。

ロンドンにはいくつ空港があると思いますか?

えーと3つ? いや4つだっけ?

 
ブーッ!

…答えは「6つ」です。

 
マジ?

 
比較のために東京(首都圏)を例に出すと。

成田羽田ですね。

人口3,000万人に対して2つです。

滑走路は成田が2本、羽田が4本の計6本

大雑把に言うと、人口500万人につき滑走路1本となります。

 
一方、ロンドンはと言うと。



ヒースロー(Heathrow)
ガトウィック(Gatwick)
ルートン(Luton)
スタンステッド(Stansted)
シティ(City)
サウスエンド(Southend)
の6ヶ所。

滑走路の数は、現時点でそれぞれ2本、1本、1本、1本、1本、1本(計7本)です。

グレーターロンドンの人口は900万人弱なので。

単純計算で人口130万人弱につき滑走路1本となりますね。

 
これだけ見ても。

いかにロンドンの空路が充実しているかお分かりでしょう。

(逆に言うといかに東京がヤバいか)

 
それでもですよ。

空輸能力が全然足らず、

パリのシャルル・ド・ゴール空港やアムステルダムのスキポール空港、フランクフルト空港に対する競争力が下がると言って。

すったもんだの挙句、昨年にヒースローに第3滑走路を建設することが決まりましたっ!

まあ、ヒースローの混み具合は尋常ではなく。

不名誉にも「世界最悪の空港」と呼ばれることも多いですからね┐(´ヘ`)┌

 

各空港のクセは?

で。

パイント君はもちろん、ロンドンの全6空港を制覇しておりまする!

 
各空港にはそれぞれクセがありまして。

簡単にまとめると、こんな感じです:

ヒースロー
言わずと知れた、ロンドンの空の玄関口。

世界中の航空会社が乗り入れている。

稼働中のターミナルは2〜5で、1は閉鎖中。

特に便利でもないのに、バカ高いヒースロー・エクスプレスを利用している人は多いと思うが。

ロンドン横断鉄道「クロスレール」が全面開通すれば、アクセスはもっと良くなるだろう(現在は「TfLライン」の名前で出ています)。

のんびり派は、地下鉄ビクトリア線でゆっくりどうぞ。

ガトウィック
イギリスナンバー2の空港。

ロンドンの南ウエストサセックス州にある。

ガトウィック・エクスプレスを使えば、アクセスはまあまあ。

スタンステッド
ロンドンの北東エセックス州にあり、ライアンエアーなどのLCCの根城。

とても綺麗だが、かなり遠い(ロンドン中心部から40マイルほど)。

リバプールストリート(Liverpool Street)駅から、スタンステッド・エクスプレスが出ている。
 
ルートン
ロンドンの北ベッドフォードシャー州にあり、LCCのイージージェットのハブ。

スタンステッドより若干遠い。

エクスプレスはないが、結構速い電車がセントパンクラス駅などから出ている。

シティ
市東部ドックランズにあるミニ空港。

滑走路が短いため、乗り入れる機材は限られる。

でも金融街のシティとカナリーウォーフから近く、非常に便利。

軽便鉄道ドックランズ・ライト・レイルウェイ(DLR)で行ける。

サウスエンド
エセックス州にあるミニミニ空港で、一番マイナーな存在(知らない人の方が多い)。

イージージェットなどが乗り入れている。

話のネタにどうぞ。

 
ちなみに、地図を見てお分かりの通り。

グレーターロンドン内にある空港は、ヒースローとシティのみです。

行き帰りの交通手段を確保せよ!

パイント君が一番好きなのはシティです。

理由は家から近いから(単純)。

飛行機という交通手段の一番の問題は、

「飛行機に乗るまで」と「空港から家に帰るまで」が大変
という点なので。

これは結構重要なんです。

 
特にLCCは、空港に支払う発着料が安いウルトラ早朝超深夜に飛ぶことが多いので。

帰りの到着が遅れたりしたら、まともに家に帰る術がなくなります。

(本当に色々なことがありました…しみじみ)

 
しかし前述の通り、シティは小さい飛行機しか発着できず、規模も小さいので。

なかなか利用できるチャンスがないのが実情です。

パイント君は結局、2回しかシティを使ったことがありません(ToT)

 
いずれにしても、早朝便や深夜便の場合は。

自分の家から各空港への交通手段
各空港から自分の家への交通手段
をあらかじめ調べておきましょう!

「ヒースローエクスプレスなどのエクスプレス便」

「普通の電車」

「普通のバス」

「深夜バス」

などを効率的に組み合わせるのです。

「タクシー」や「ウーバー」

はお金がかかるので、最終手段としましょう!

 
また、特に戻りのフライトが深夜便なら。

入国審査の時間を多めに見積もるようにして下さい。

これにフライト遅延が重なると、目も当てられず、

「最終電車に間に合わない」
こともあり得ます。

その後、何とか無事に家に帰ることができても。

「疲労倍増」間違いなし。

翌日の活動に必ずや支障を来します。

 
なので、最初からこれを見越してですね。

イージージェットが展開している

「イージーバス(easyBus)」https://www.easybus.com
などを予約しておく手もありますよ。

深夜も運行してますから、非常に便利。

万が一、入国審査が長引いて予約した便に乗れなくても。

次の便が空いていれば、乗せてくれます(経験アリ)。

 

おまけ:フライト選びのコツ

一般的に、飛行機での旅行プランを立てる際は。

日程発着時間が最優先となります。

その上で、できるだけ安いチケットを探すと。

 
従って、残念ながら

「ロンドンの6つの空港のうち、どれを使うか」

を自由に選べるワケではありません。

 
フライト検索の結果を見て

「あーこの空港になっちゃうのかー」

となるのが現実でしょう。

(空港ごとに条件絞り込みもできますが、あまりオススメできません)

 
最近は、数多くの航空会社がロンドンに乗り入れており、便数も豊富。

一流キャリアでも、チケット代が安い傾向にありますから。

まずはあまり条件を絞り込まずに、幅広くフライトを検索するといいと思います。

 
スカイスキャナーの具体的な検索手順を書くと:

「出発地」を「ロンドン(全ての空港)」にする
(「目的地」「出発日」「現地出発日」「座席種別および旅行者」はアナタ次第)

 
 


「直行便」以外のチェックを外す(欧州内の場合)


どうしても嫌な航空会社を除外する


「並べ替え」機能を駆使して、出発時間と金額の折り合いを付ける


残った候補の中から好ましい空港を選択する
 
*ちなみに、行きと帰りの航空会社は同じである方が無難です。

チケット購入の際に、2回手続きすることになりますし。

問題が起きたときに、1社の方が融通が利くからです。

 
そして、上にも書いた通り。

「飛行機に乗るまで」と「空港から家に帰るまで」が大変
なので。

空港までと空港からの交通手段を、あらかじめ確保しておくようにしてくださいね!

 
…以上、モロモロ参考にして下さい。

それでは、Bon Voyage(良い旅を)!

 
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!