皆さんこんにちは!

暑い中、こまめに水分を取ってますか?

 
突然ですが、パイント君は旅行も大好き。

なので、旅行のコーナーも作っちゃいました汗

 
どんなに忙しくても、少なくとも3ヶ月に1回は、週末などを利用してどこかへ出掛けます。

(↑上の写真はイタリアのアマルフィ(Amalfi)海岸

 
今まで一応、南極を除く全ての大陸に行ったことがあり。

全部で30ヶ国ぐらいですかね?

 
取り立てて多くはありませんが。

何ヶ国かはリピートしていますので、まあまあの経験者といったところです。

「シティブレイク」しよう

イギリスでは「City Break(シティブレイク)」と言って。

数泊のプチ旅行が定着しています。

2000年代初めまでは、旅行代理店やテレビチャンネルで格安のパッケージ旅行を探すのが常識でしたが。

lastminuite.comの登場により、オンラインで事足りるようになりました。

 
さらに数年前からは。

スカイスキャナーなどの航空券の比較サイトでフライトを見つけてから、

ホテルやレンタカーのオファーをくっつけるというセルフ予約、セルフプランニングが当たり前に。

パイント君も、全てこのパターンで済ませております。

(最近は、アジアでも常識化してるみたいですね)

 
一から自分で旅行の計画を立てるのは、マジで楽しいですよね!

 

ヨーロッパ内なら国内旅行気分

パイント君はやはり。

ロンドンから地理的にも近い、ヨーロッパの国々に行くことが多いですね。

ホント、東京から大阪へ行く気分で行ける国が多いんです。

こうした「地の利」を利用しない手はありませんよ!

 
「異国の地で生活がマンネリ化してきた」

「イギリスにいるうちにヨーロッパ中を旅行したい」

「週末が暇なので」

…動機は何でもいいです。

積極的に欧州大陸に渡ることをオススメします!

 
何でも手軽に情報が手に入る、ネット時代だからこそ。

「経験」が楽しみと成長の機会を与えてくれるのです。

 
何しろ飛行機を使えば、どの国でも3時間以内で飛べちゃいますから。

ライアンエアー(Ryanair)」や「イージージェット(easyjet)

 
 
をはじめとするLCC(格安航空)の台頭により。

チケット代がとにかく安い!

往復で数十ポンドとか。

 
しかもですよ。

ナショナルフラッグキャリアをはじめとする従来型の航空会社ですら。

価格競争力を維持するため、サービスを最小限に抑える(No-frills)傾向が強まっています。

例えば、そもそも大して美味しくもない(失礼)機内食を有料化するなど。

お腹が空きそうであれば、最初から持ち込めばいいのです。

(*ただし、飲み物はセキュリティーチェックを通過してから購入すること)

 
もはや、従来型の航空会社でもチケット代はLCCとそう変わらないし。

LCCより、まともな時間に飛ぶフライトが多いのもメリット。

LCCを傘下に持つナショナルフラッグキャリアも多いです。

 
そんな時代ゆえ。

年に一回、ブラックプール(Blackpool)に家族を連れて行くのがせいぜいだった労働者階級のイギリス人も。

今や、ギリシャやイビザ島のビーチで寝そべっているのです。

こうした状況は、30年前には考えられなかったことです。

 
…でも、ヨーロッパ旅行をする方法は飛行機だけではありません。

イギリスと欧州大陸は陸続き?

ご存知の通り、イギリスは日本と同じく島国です。

しかし、実は大きな違いが。

 
それは、イギリスは欧州大陸と「陸続き」なんです!

 
は? んな訳ないじゃん! ウソこけ!

ドーバー海峡(Strait of Dover)があるだろっ!
 
…はい、厳密にはウソですが。

まあ、下の地図を見て下さい↓

イギリスはフランスとは「英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)」で結ばれている訳で(汗)。

鉄道や自家用車でそのまま海を渡れるから、まあ陸路も同然さ!


しかも、線路の長さは:

50.45キロメートル。

 
参考までに、北海道と青森県を結ぶ青函トンネルの線路の長さは:

53.85キロメートル。

 
何と、英仏海峡トンネルの方が短いのです。

 
しかもですよ、青函トンネルが鉄道しか使えないのに対し、英仏海峡トンネルは:
  • ユーロスター(フランスとベルギー、オランダ行きの高速鉄道)
  • 乗用車・オートバイ
  • バス
でも渡れてしまうのです!

(*貨物鉄道とトラックもありますが、旅行には関係ないのでここでは割愛します)

 
ここで注意。

イギリスやフランスに住んでいても、誤解している人が多いですが。

車でトンネルを渡れるといっても、自分で運転するワケではありません。

ユーロスター以外の場合は、「シャトル便」で移動するのです。

いわば、車やバスを乗せて走る電車ですな。

 
↑こんな感じで車ごと乗り込みます。

中はスターウォーズみたい。

 
 

対岸に渡る方法は6通り!

さて、イギリスから対岸の欧州大陸に渡る手段としては。

「英仏海峡トンネル」を使う手があることが分かりました。

 
ということはですね。

ヨーロッパへの渡航手段を全て挙げると:

(1) 飛行機に乗る

(2) フェリーに乗る

(3) ユーロスターに乗る(英仏海峡トンネル)

(4)  車でシャトル便に乗る(英仏海峡トンネル)

(5)  バスでシャトル便に乗る(英仏海峡トンネル)

(6)  バスでフェリーに乗る

の何と6パターン!

 
パイント君は実は、全パターンを試したことがあります。

それぞれ一長一短があり。

予算や時間、目的地などに応じて選べばいいと思います。

 
(1) の飛行機以外の方法だと。

フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクまでは割と楽勝。

ドイツから先はちょっときつい(試したことはありますが)。

でも、一旦渡ってしまえば、あとはどうにでもなりますね。

 
(2) のフェリーはもちろん、車があってもなくても乗れます。

時間はそれなりにかかりますが。

深夜便に乗って、到着時に朝日を拝むのもオツですよ。

 
(3) のユーロスターは、いわば新幹線に乗るようなもの。

昔はイギリス側はノロノロ運転な上に、乗り心地もイマイチでしたが。

今は随分とマトモになりました。

フランス側に渡ってからは、「素晴らしい」の一言。

ただし、ダイヤが結構乱れるのと、ストが多いので注意。

ちなみに、パスポートチェックは英仏ともイギリス側で済ませます。

 
(4)  は上でお話しした通り。

シャトル内で車が動かないよう、係員が車止めを置きます。

わずか45分ほどで着いちゃうので、眠るヒマもありません。

シャトルから降りたら「溜まり場」などは一切ないため。

いきなり右側走行の恐怖が待っています(苦笑)。

 
一番お金がかからない方法が (5) と (6) 。

でも、日本で夜行バスに乗ったことがある方なら分かると思いますが。

非常にツライものがあります。

座席は若干大きいですけどねー。

面白いのが。

(5) のトンネルを通るか (6) のフェリーに乗るか、直前まで分からないこと。

その時の交通状況によって選択するみたいです。

成田から横浜までリムジンバスに乗った時も。

渋滞により急遽、東京湾アクアライン経由に切り替えられたことがありました。

あれと同じかな?

なおロンドンからだと、ビクトリアのバスターミナルが代表的な乗り場です(↓)

 
ということで。

アナタが旅行計画を立てる際の、参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!