皆さんこんにちは!

パイント君です。

 
さて、今回は。

アナタがイギリスで生活する上での

“ヒーロー”

は誰か?というテーマです。

 
ヒーロー言うても、ウルトラマンとか仮面ライダーとかスパイダーマンとかではなく。

あくまで「現実」のハナシ。

イギリスという遠い異国の地で、とても頼りになる存在なのです!

家まわりのトラブルはつきもの

フラット化一戸建てかにかかわらず、自分が住む家まわりでトラブルが起きた日にゃ。

生活に大きな支障を来して、パニクってしまいます。

 
例えばボイラーの故障。よりによって、冬場に限って起きるんですよねー

 
 
それからトイレの故障や水道管の破裂。

 
 
停電、ガス漏れ、雨漏り。

洗濯機が止まっちゃった。

ドアや窓がちゃんと閉まらない、などなど。

 
経験上、かなーりの確率でこういったトラブルに見舞われます。

(引っ越した直後に気づくこともあります)

仕事や学校もあるし、どうしたらいいの?

 
…とにもかくにも。

備品が故障したり破損した場合は、

速やかに不動産業者か大家(契約した相手)に報告しましょう!

契約書などに、必ず連絡先が書いてあります。

特にガス漏れはヤバイので、週末でも緊急に対応してくれるはず。

 
不動産屋によっては、3ヶ月に1度くらい見回りに来てくれたりもしますが。

その訪問告知のレターに、問題点があったら事前に知らせといてね、なんて書いてあったり。

そうした機会を捉えて、どんなに小さなことでもいいから気になる点を伝えておきましょう。

 
案外、大きなトラブルに発展するのを防ぐことになるかもしれません。

ヒーローはこの人たち!

不動産屋なり大家なりに無事連絡できたら。

トラブルの内容によって、以下のような業者の方々が派遣されてきます。

 
お世話になる可能性が高い順に並べてみますね。
  • ボイラーマン(Boilerman)
文字通り、ボイラーの据え付けや修理をする技師。

ボイラーが故障すると。

お湯が出ない、セントラルヒーティングが作動しない…などとにかく悲惨。
  • プラマー(Plumber)
配管工+水道工事業者。ボイラーマンが兼任する場合もあります。
  • エレクトリシャン(Electrician)
電気工事人。
  • ガスエンジニア(Gas engineer)
ガス修理人。
  • ペインター(Painter)
ペンキ屋。
  • ビルダー(Builder)
建築業者。日本で言えば「大工」に近い。

雨漏りを直してもらったり、大掛かりなリフォームの際に活躍。
  • カーペンター(Carpenter)
日本では大工と訳されることが多いですが、むしろ「建具職人」に近い。

その家や部屋に合った家具や棚を作ってくれます。

 
何だかヒーローっぽい名前の職種もありますが。

ある意味、本当にアナタにとって頼りになるヒーローとなり得るんです!

 
まあ職人ですから、態度が悪かったり、ぶっきらぼうだったり。

特に稼ぎ時の冬場には、あからさまに高飛車になる人もいますね。

わざわざ有給を取ったのに、予約した日に現れなかったりとか。

しれっと遅刻することもザラです。

 
「こちらが困ってるのをいいことに、あざ笑われている気がするのは被害妄想か?

いや、この程度のことで腹を立てるなんて先が思いやられる。

俺って心が狭いのかな?

日本がむしろ例外だと思うべきではないのか?」

…みたいに、どんどん精神的に追い詰められていきます(苦笑)。

 
これは言わば、イギリスに住む際の通過儀礼のようなもの。

フランスやイタリアは、もっとヤバイとのウワサもありますが。

少なくとも、アメリカよりは酷いみたいですね(マイ統計)。

 
…話がそれました。

 
色々あるけど、しっかり直ればそれでオーケー。

結果さえ出してくれれば、それは「いい職人さん」なのです。

あなたを窮地から救ってくれたヒーローなのです!

なので、しっかりと感謝しましょう。

「You’re my hero!」

とかおだてると、一転はにかんでサービスが良くなる人もいます笑

 
ちなみに、絶対に上から目線で業者扱いしないこと!

そもそも、今や下手なサラリーマンより稼いでいる人も多いんです。

パイント君の知ってるボイラーマンには。

年に9ヶ月しか働かず、残りの3ヶ月は世界中で旅行・スキー三昧って人もいるくらいです。

連絡先を控えておく

さて。

アナタが運良く「ヒーロー」に出会えたとします。

それは、不動産屋や大家が派遣してくれた職人さんであるワケで。

自分で直接探した人ではありません。

 
なので、必ず連絡先を聞いておくこと!

ヒーローとは言え、ちゃんと居場所を教えてくれます笑

 
なぜ、連絡先を聞くのが重要なのか?

 
それは、「今後のため」です。

今回はたまたま、不動産屋なり大家なりが職人さんを派遣してくれたかもしれません。

自分に非がなければ、かかった費用はすべて大家側持ちです。

 
しかし、将来的には家を購入するかもしれないし。

その場合は、全て自己責任でトラブルに対処しなければならず。

職人も自分で探す必要があるワケです。

 
そもそも、不動産屋や大家が当てにならないかもしれないし(実際いい加減な人たちは多い)。

 
手持ちのカードは多いに越したことはありません。

友人に紹介もできるしね。

ホント、人の縁って大事です。

特に海外では。

 
ちなみにイギリスでは。

オフィスビルなどで

「コントラクター(請負業者)」

なるメンテ業者が半常駐で働いていますが。

不動産屋が専属のコントラクターを抱えている場合もあります。

なので、派遣されてくる職人さんはコントラクターかも。

 
また、大家が

「ハンディーマン(便利屋)」

を抱えていれば、そうした何でも屋が送られてくるケースも。

 
そうした人々の腕が良ければ、「繋いでおく」価値はあるかもしれません。

 
ぜひ参考にして下さい。

 
それでは、今回はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!