皆さんこんにちは!

パイント君です。

 
さて、前回の「英語と日本語は似ている?(3)」では、肝心の

どこが似ている
のかという点に全く言及しませんでした。

今回も言及できないかも汗

が、このテーマの最終回(恐らく次回)までの長ーい前フリだと思って、ご勘弁下さいm(_ _)m

英語攻略のキモは?

で、マンフレッド・マン(Manfred Mann)の『Do Wa Diddy Diddy』という歌のハナシですが。

“There she was just (a-)walkin’ down the street”
“We walked on to my door”

という歌詞を見て、一体何を閃いたのか?

 
皆さんお察しの通り、ポイントは

“walkin’ down”と”walked on”

の部分です。

 
日本人なら英語が得意でなくても、

walkという動詞も、

down、on

という副詞または前置詞は聞いたことがありますよね?

というか、日本語の一部にすらなってます。

「ウォークマン」とか「ダウンした」とか「スイッチをオンする」とか。

 
でも、こんな単純な英単語でさえ、2つ以上組み合わさると、突然使いこなせなくなる。

パイント君は、こうした

 
単純な動詞+副詞(または前置詞)
 
が、英語攻略のキモではないと考えたわけですっ!

 
副詞・前置詞と言えば、downとon以外にも

to、from、off、up、in、out、over、under、for、against、around、away、about、before、after、inside、outside
などがパッと思いつきます。

「〜感」をつかめ!

パイント君は、こうした目線で、英語の有名曲のタイトルを改めて見てみました。

 
ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の『I get around』(アイ・ゲット・アラウンド)

 
 
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の『Get off of my cloud』(一人ぼっちの世界)

 
 
ビートルズ(The Beatles)の『We can work it out』(恋を抱きしめよう)

 
 
T・レックス(T. Rex)の『Get it on』(ゲット・イット・オン)

 
 
サム・クック(Sam Cooke)の『Twistin’ the night away』(ツイストで踊りあかそう)

 
 
ジョン・レノン(John Lennon)の『(Just like) starting over』(スターティング・オーヴァー)

…などが、単純な動詞+副詞のパターンに当てはまります。

 
皆さん、それぞれのタイトルの意味が分かりますか?

 
全体の歌詞を読まないと分かりづらいものもありますが、キモはやはり副詞。

I get around→俺は(ホットロッドの曲なので)走り回る

ザ・フー(The Who)の代表曲『My Generation』(マイ・ジェネレーション)って曲にも、” Just because we get around”というくだりがあり。

こちらは「俺たちが好き放題やってるからって」てな意味らしいので、ビーチ・ボーイズの方も近いニュアンスがあるのではないでしょうか?

なので、非常に感覚的で申し訳ないのですが、

around=ウロウロ感、ちょっと図々しい感
という図式が成り立つかと。

 
Get off of my cloud→俺の気持ちイイ場所から降りてくれ(出ていってくれ)

“I’m on cloud nine”(天国にいるような気分、有頂天)という表現があります。なので恐らく、cloudは空の上にあるフワフワした気持ちイイところ、みたいなニュアンス。

肝心のget offは、バスから降りる、などと同じ用法かな。

つまり、

off=上にいた(あった)ところから離れる感
かな?特に意外性はなし。

ちなみにofは、ここでは「〜から」の意味です。

 
We can work it out→僕らはやり遂げられる、乗り越えられる

意味自体は難しくないかな。でも、outのニュアンスは重要。

out=やり遂げる感、結果感
 
Get it on→楽しくやろうぜ、○○クスしようぜ

マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の『Let’s Get It on』(レッツ・ゲット・イット・オン)と同じく、限りなくセクシャル寄りでしょうね笑

on=ノリノリ感、スイッチが入ってる感
とでもしておきます。

 
Twisting’ the night away→ツイストで踊りあかそう(タイトルまんま笑)

away=しちゃう感、休みなく続く感
かな?

 
Starting over→一からやり直す、心機一転

このoverは、日本人にとって使いこなすのが難しいかも。

over=切り替える感、乗り越える感
 
ちなみに『Do Wa Diddy Diddy』に話を戻すと、
“There she was just (a-)walkin’ down the street”
→これは単に「彼女が通りを歩いてたよ」という意味。なので

down=移動している感(どちらかというと離れていく方向)*walk upだと近づいてくる感じです
かな?この場合は、位置的に下がるという意味はないと思います。

“We walked on to my door”

→「僕らは僕ん家のドアに向かって歩いた」

on=続ける感、前に進む感
onはホントに色んなニュアンスがありますね〜

 
パイント君はこのように、英語のキモは副詞・前置詞ではないかというフワッとした仮説を立て。

授業で習う画一的な意味とは別に、

「〜感」という

独自の形で、ネイティブのニュアンスを掴もうとしてきたワケです。

 
日本語で言えば、

さっきの「ウロウロ」「フワフワ」とか、「ぐるぐる」「ねばねば」「しとしと」

みたいな擬態語・擬音語に近いかな?

 
外国人目線でいくと、こうした擬態語・擬音語を使いこなせて初めて、日本語をマスターしたと言われるので。

パイント君は今でも、英語を攻略するには

単純な動詞+副詞(または前置詞)
をいかに使いこなせるかが重要だと信じとります!

「コロケーション」を増やそう

なお

“walk down the street”
のdownが

副詞なのか前置詞なのか

という議論がありますが、はっきり言って

どうでもいいわ!
 
そんなことよりも、

「前に来る色々な動詞」←この場合はwalk

「後ろに来る色々な名詞」←この場合はthe street
との組み合わせをたくさん見聞きして、

その副詞だか前置詞だかの感覚的なニュアンスをつかみ取る
のが大切かと。

それは上でご紹介したように、方向感覚だったり、位置感覚だったり、時間的な感覚だったり、感情の動きだったり、イロイロです。

 
“walk down the street”のような、単語と単語の自然な組み合わせを
「コロケーション(collocation)」
と呼ぶのですが。

文法上の定義をやたらと気にするより、この「コロケーション」のパターンを増やして、いかに自分のモノにしていくかの方がよっぽど重要だと思うのです。

 
日本語でも、例えば

「辞書を引く」

とは言いますが、

「辞書を調べる」「辞書を読む」

とは言いませんよね?

「辞書‘で’調べる」「辞書を見る」

ならアリかもしれませんが、一番落ち着くのはやはり「辞書を引く」。

 
考えてみれば、「引く」って不思議な感じがするのですが。

普段は特に意識せずに使っています。

 
なので、英語のコロケーションも無意識に使えるよう、繰り返し繰り返し念仏のように唱えるようにしましょう笑

 
…ということで、今回も終われませんでしたー

次回は必ずや

なぜ英語と日本語は似ているのか?
というテーマの最終回にしますので、よろしくお願いしまする。

 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!